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つぐみんその後 [徒然]

道後公園で、観測史上最も早い「桜の開花」が宣言された。
温暖化が叫ばれている昨今だが、今年の冬も暖冬だったからね。
いずれソメイヨシノは卒業式の花になるのかも。

そんなわけで、自然界にも何か異変があったらしい。
毎年春に向かってぼつぼつ餌になっているうちの木が、今年はとんでもないことになってしまった。
例年ならツグミとメジロしか来ないのに、今年はムクドリが集団で来襲
ムクは留鳥で、大規模な集団生活をする。夏場だと最大百羽くらい?
なのでうちのような小さな庭には今まで来なかったのだけど…。
今年は5,6羽の集団でおしよせ、他の鳥を追い払って実や葉っぱをむしるむしる。
あー困ったなぁと思っていたら、翌日。
今度はツグミが集団でやってきた。最大十羽くらいの群が、目の前の電線にずらっと整列。
ムクドリと喧嘩はしないんだけど、お互いにけん制しあって餌の奪い合い。
勢い余って窓ガラスに体当たりする奴まで出る始末で、すごい騒ぎになった。
鳥たちは縄張り争いに必死だったらしく、レースカーテンまで開けて見学している私のことは無視。
いや、珍しい物見ちゃったな。いっそムービー撮るべきだった。

おかげで、赤い実はその日一日で完売。下に落ちた実はメジロがちゃっかり拾って片付けてくれた。
庭は日常を取り戻し、今居るのは常連のスズメ(隙を見て巣作りしようともくろんでいる)と、ジョウビタキ(水浴び専門)。
それと何しに来ているのかさっぱり判らないヒヨドリ。(今日は犬小屋の屋根にとまって、20分近くうたた寝していた)
つぐみんたちは、食べ物がなくなったらさっぱり寄り付かなくなるんだよ。例年ならもう少しバードウォッチングを楽しめるのに。
後、ハトが時々来る。でもあれらが居つくと他の小鳥を追い払っちゃうから、断固お断りする所存。

そして今日。見たことのない鳥が三羽、庭に来た。
ひよちゃんサイズだけど、黒いアイマスク模様が目立つ。モズにしてはスマートだし色が違うな、と思っていたら飛び去ってしまった。
鳥類図鑑にも見当たらないし「?」と思っていたら、夕方のローカルニュースにその鳥が登場した。
「道後温泉でヒレンジャクの集団が確認されました」って。
え? あれそうなの? 図鑑と色が違ったし、トサカも見えなかったよ?
しまった。もっとよく観察しておくべきだった。

この家に引っ越してまもなく10年。旅鳥たちにも「静かなレストラン」くらいには認識してもらえるようになったのかな? そう思うとちょっと嬉しい春の一日でした。

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