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すげぇぜ北の大地! [読書感想]


百姓貴族 (ウィングス・コミックス・デラックス) (WINGS COMICS)




エッセイは、あまり読まないジャンルです。
読むのは大体、以下のどちらかの時。
1)気になるテーマを扱っている。
2)書いているご本人に興味がある。
実は、二番目のパターンは少ないです。私は小説なりマンガなりの作品が好きなのであって、作家さんご本人がどんな人なのかは気にならないからです。
なので手に取るのは1の場合が多いです。旅行記とか。あ、一時育児エッセイに凝った時期がありましたっけ。

さて。そんな私が発売日に買いに行ったのは。
荒川弘さんの「百姓貴族」です。
「農家コミックって、新ジャンルじゃね?」という意味で1でもあるのですが。
作家さんに興味があって買ったので、明らかに2のウェイトが大きいです。

荒川さんといえば、鋼の錬金術師の作者さん。作品に脈打つ熱い血潮と、骨太な世界観。
結構容赦ない設定。
こんなすごい作品を書く荒川弘さんって、何者? 何してきた人なの?
……と。ずっと知りたかったんです。
(そもそも、5巻くらいまでナチュラルに男性だと思っていたし。女性だと聞かされて「あ! あ~。ああ、なるほど」と凄く納得したのを覚えています)

前振りが長くなりマシた。すいません。
「漫画家描きになる前は、七年北海道で農業に従事していた」とご自分で書かれている通りの実録マンガ。
農繁期の一日スケジュール表がまず、ハンパじゃない。
こんな生活を子供のころからしていたら、サラリーマン家庭とは感覚が違うだろうとすでに平伏ですよ。
ブリッグズがフィクションだとは、思いもしなかった。
面白かったです。四の五の言わずに読んでみて! と、手当たり次第にお勧めしたいです。

本文中にあるとあるエピソード。
私、TVで見たと思う。ということは、あのやたら存在感のあった酪農家のおじさんが荒川父でしたか!
む、娘さんにはいつもお世話になっています(礼
ああ、しまった。まったく気がつかなかったのが惜しまれる。
そうと知っていたら、もっとしっかり見ておいたのに。
(見てどうする、とか突っ込んでやってください。自分でもどうかと思います)

それにしても荒川先生。鋼を休まず描き続けて、カラーもバンバン描き下ろして。
獣神演武も同時連載して。
それだけでもすごいのに、こんなお仕事まで。
本当にすごい方です。尊敬に値します。
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続・スレイヤーズJr [読書感想]

今朝、庭木にスズメが止まっていた。長さ20cm以上ありそうな枯れ草をくわえて。
ん? とおもって例の場所を見ると、何かがいっぱい詰まっている。昨日は何もなかったのに!
多分、日の出と共にせっせと巣材を運び込んでいたのだろう。早起きは三文の得。
実は、前のスズメ一家が旅立ってからずっと、庭では入居争奪戦が繰り広げられている。
スズメが取っ組み合いするところなんて、はじめて見たよ。
そんなわけで。何が何でも先住権を主張したかったのか、ビニールや枯れてない雑草まで運び込んでとにかく入り口を埋めてあった。
全部撤去したけど。ごめん、でもウチは入居者募集してないってば orz

さて。
連休前後から、ウチへのお客様の検索ワードに「スレイヤーズ つばさ文庫」がふえていた。
そこで、前回に書いた文章を読み返してみた。
我ながらちょっと感情的かな、と思わず削除しそうになりました。危ない。
もしうちに「つばさ文庫世代の子供」がいたら。
原作との違いに熱弁ふるってしまったかもしれない。
危ない危ない。もっと大人になろうよ自分。
そんなわけで。
二巻は「これは小学生のための文庫だよ」と自分にまず言い聞かせて読んでみた。
表紙が可愛かったのと、原作「アトラスの魔術師」は結構エグい話なので、それをどう処理したかが気になっていたので。
好きな話なんだけど、ちょっと読み手を選ぶかなとは思う。生首とか人間肉団子とか出てくるし。
結論から言うと、面白かった
一巻であんなに嫌がったのは何? ってくらい読みやすく、結構思い切った展開になっていたけど無理がないというか。
強引に誰も彼もが生き残ってるけど、作者さん頑張った! とエールを送ってもいいくらい。
「主人公は12歳リナ」じゃなくて「リナっぽい12歳の女の子」と思いつつ読んだのが良かったのかも。
ンな我慢して読まなくてもいいって? そうかもしれませんごめんなさい。
でも、その視点なら、リナとシルフィールの友情もの展開がそんなに違和感を感じず、むしろ楽しい。ナーガは相変わらずナーガだし。
シルフィールがいいキャラです。作者さん、彼女好きですか? 私は好きなので、嬉しいですよ。

ただ。ガウリイのあつかいだけが(涙
彼が剣士らしく活躍するのは、「ガウリイはもちろん、足元に人造人間とトゲトゲオオカミの山を作っていた」この一行だけ!
バトルシーンが思いっきり削除されている上に、彼と戦うはずだった人が……になっていて。
気の毒なくらい出番がない。
しかも。
原作同様、彼がボケキャラなところはしっかり書かれているんだけど。
設定やストーリーが簡略化されたところで、小学生にもわかるようなボケを演じるとどうなるか。
「タリム」を「タムリ」と覚え間違えるような、「魔道師協会」を「まりも運動会」と言い間違えるようなお馬鹿キャラになってました。イクラナンデモコレハ。
小学生に嘗められるようなキャラにしないてほしかったよ(落ち込み
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すれいやーずJr. [読書感想]

タイトルを見て「リナとガウリイの子供の話?」と勘違いした方。
ごめんなさい。角川から創刊されたつばさ文庫というジュニア向けレーベルの話です。

先日久しぶりに児童文庫のコーナーに立ち寄ったら、いつのまにか種類が増えていた。
昔は青い鳥文庫くらいしかなかったのに。
フォーチュンクエストが「日本ファンタジーの金字塔」というあおり文句で、とある文庫の看板作品になっていたのは嬉しかった。
中高生がライトノベルに流れる前に、こういう受け皿が必要な時代なのかな。
私は少年少女文学全集の世代だからなぁ。

それぞれの文庫だが、対象年齢に微妙に差があるみたいだった。
つばさ文庫はどうやら、10歳前後を狙っているみたい。
とはいえ、スレイヤーズなら読めるだろう? 簡易版作る必要あるの?
そういう好奇心が押さえられず、買ってみた。

以下、原作を読んでいること前提の感想。
イラストが、私の好きな方だったのでそれは嬉しい。(世界樹の迷宮の、キャラデザの方です)
サブタイトルは「リナとキメラの魔法戦士」。
原作一巻の話だろうけど、200ページくらいで終わるの? 
って、表紙にナーガがいるよ。

結論から申しますと、原作一巻の話が一話で完結していた。
難しい世界観の話、スルー。ちょっとアダルトなネタ、スルー。
それはまあいいとして。シルフィールも序盤から一緒にいるのは何故?いや、一応理由はあるし良いんだけど。
スレファンの方、ちょっと想像してほしい。
ナーガがボケる→リナが怒る→シルフィールがツッコミ。ええ、ガウリイの喋る余地なんてありません。
何でこんなことになっちゃったんだろう。おそらくストーリー展開のみを忠実に、それ以外のエピソードを簡略化した結果ではないかと思う。
この状態だと、リナとガウリイだけではかえって話が持たなかったんじゃないかな。
ちなみにナーガはすぺしゃるのノリでガンガン絡んでくる。笑いどころ独り占めに近い。

一番割を食ったのは、赤法師レゾの旦那。キャラが全く変更になっている。
レゾの大ファンは読んではいけません。と念を押したいほど。
あと、読者対象に合わせたのか年齢が下がっている。
リナ12歳。ガウリイ18歳くらい。私にとっては見なかったことにしたい設定なんだけど、これは好き好きだろう。

というわけで、私にしては珍しく「ほめるところのない感想文」になってしまった。
マイナスの感想は書かないことにしてるんだけど、これはちょっと辛かったんですよ。
これ読んだ後に、ちゃんと原作読んでくれるのかなぁ……と、遠い目になってしまったという話でした。

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桜宮サーガを読む。 [読書感想]

海堂尊の作品が、二ヶ月連続で文庫化された。
すぐさま手に入れたのだが、前作の「ナイチンゲール~」がいまひとつだったので放置していた。
読みやすい文体だから、いつでもすぐ読めるという安心感もあったかも。

☆螺鈿迷宮
東城大の裏を司るという謎の多い病院が舞台。
一応、行方不明者の捜索というネタフリはあるけど…ミステリーというよりサスペンスっぽい。
桜宮病院の設定が、昭和の少女マンガめいているのがおかしいというか面白いというか。
いや、そこに絡んでくるおじさんたちがやたら渋くてキャラ立ちしていることを考えると、昼ドラ的か?
そして。前作から名前だけ出てきていた「氷姫」こと姫宮がついに登場した。
…ちょっと、いやかなり意表をつかれるキャラだった。破壊的と申しますか。
彼女の動作の描写がいちいちやけにリアル。
脳裏で再現しているうちに、いつの間にか南海キャンディーズのしずちゃんに変換されてしまった。
そうなると不思議なもので、今回珍しく上巻から顔を出していた白鳥が山ちゃんの声で再現されてしまって止まらない。
貴方もちょっと試してほしい。白鳥の台詞を彼のあの口調で! 外見もそういえば原作の描写に近いかも…。
すいません。私の脳内キャスティングは、彼らで決定。

☆ジェネラル・ルージュの凱旋
ナイチンゲールの裏で、こんな事件が同時進行中だった…というか、こちらが表か。
上巻の前半は、ナイチンゲールと舞台もほぼ同じ。当然登場人物もかぶりまくり。
でも、前作ではちょっと唐突感があった如月翔子の行動が、この話だと病院スタッフ側から書かれているのでぐっと臨場感がある。
ジェネラル・ルージュのキャラクターがなんとも格好いい。体制と戦う男は、文学のテーマのひとつだけど。今まで読んだ中でもピカイチのキャラだった。
シリーズ一番!の評判に、納得。
色々語りたいが、ネタばれに配慮するとこれが限界(苦

海堂さんの作品のすごいところは、毎回違う医療問題をテーマに盛り込んでいるところ。
どんだけ引き出し多いんだ。やっぱ現役は違うなぁと感心しきり。
重いテーマを、分かりやすい切り口で読者にさらしてくれる手腕はすごい。

理系の作家さんというのは、ともするとウンチクに偏りすぎる傾向があるのだけど。
海堂さんはその点、エンターティナーとしてもなかなかの物。
たとえば。
バチスタで「ゴキブリ」とまで呼ばれた白鳥を、螺鈿で「光の戦士」と呼ぶ登場人物がいた。
これは作者の姿勢が変わったわけではなく、発言者の視点が大学関係者と全く違うから。
あの嫌味でねちっこい男を「光」と表現する人物がどういう立場か。ソレは螺鈿下巻で明らかに。
ちなみに。お人よしにも程があると嗤われていたぐっちーは、腹に一物ある策士と思われていたり。

この、個々の物語がブロックのようにかっちり組みあがっている感じが楽しい。

しいていえば。
海堂さんは男性キャラのストックが恐ろしく多様なのに、若い女の子がイマイチなのが残念。
女性でも師長クラスになると、よく書けてるのに。
(既に個性よりも、役職で把握してるんだと推察)
あ、子供の描写はよかったと思う。
なので。贅沢言ってるのは十分承知だけど…も少し頑張ってほしいと思う。

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戦おう~ダブルアーツ2巻 [読書感想]

次で最終巻らしい。おしいよなぁ本当。

コミックス読み直すと、作者さんは「二人で手を繋いで戦う」というシチュエーションを書きたかったんだろうなと改めて思う。
連載を追っている間、私はあまり意識していなかったんだけど。
バトル、興味ないんだよな。ごめん。

では、何がツボだったかというと。
キャラクターの作り方が、好みにあったってことだと思う。
というか、女の子の方が上手に描けてる気がする。少年漫画なのに珍しい。
私としては、バトル方面の設定はあとまわしにして、キリの能力の話とか病気のエピソードを先に書いてくれたほうがよかったかな。
読者に世界観をなじませてからバトル。いいなぁ。…いや、私のシュミでしかないけど。
どうも、展開急ぎすぎてる気がする。
作者さんは早くテーマにもって行きたかったみたいだから仕方ないか。

などと偉そうに語ってすいません。
一読者が愚痴っても、悪口にしかならないかな。
そうだ!褒めポイントに触れておかねば。
この巻は、暴れん坊担当のスイがいい感じ。最後の読みきりまで実に美味しいキャラだと思う。

読書メーターの感想見ていて気付いたんだけど。
スクエニに持っていかなくてもJSQがあったよね。あっちで仕切り直しとかしてくれ…ないかorz


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9月の読書メーター [読書感想]

読書メーターの機能に、こんなのがありました。


9月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:6135ページ

神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)
気分は二勝二敗
読了日:09月29日 著者:浅井 ラボ,あざの 耕平,神野 オキナ,三田 誠
ユージニア (角川文庫 お 48-2)ユージニア (角川文庫 お 48-2)
読了日:09月28日 著者:恩田 陸
神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫 あ 4-1)神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫 あ 4-1)
なんとそこに接着剤が!オチまでばっちり予想がついたにもかかわらず、猛烈に笑わせてもらった。
読了日:09月28日 著者:あざの 耕平
神曲奏界ポリフォニカ アニバーサリー・ホワイト ポリフォニカシリーズ (GA文庫 た 1-4) (GA文庫 た 1-4)神曲奏界ポリフォニカ アニバーサリー・ホワイト ポリフォニカシリーズ (GA文庫 た 1-4) (GA文庫 た 1-4)
ジョッシュは被ストーカー体質?
読了日:09月27日 著者:高殿 円
神曲奏界ポリフォニカ ミッシング・ホワイト 神曲奏界ポリフォニカ ホワイト シリーズ3 (GA文庫 た 1-3)神曲奏界ポリフォニカ ミッシング・ホワイト 神曲奏界ポリフォニカ ホワイト シリーズ3 (GA文庫 た 1-3)
前巻の続き。ブランカ思わせぶりすぎてちょっと。
読了日:09月26日 著者:高殿 円
ソード・ワールド2.0リプレイ  たのだん(1) (富士見ドラゴンブック 29-41)ソード・ワールド2.0リプレイ たのだん(1) (富士見ドラゴンブック 29-41)
途中からフォーチュンクエスト読んでる気分になった。
読了日:09月25日 著者:グループSNE,藤澤 さなえ
神曲奏界ポリフォニカ インフィニティ・ホワイト (GA文庫)神曲奏界ポリフォニカ インフィニティ・ホワイト (GA文庫)
コバルト文庫を読んでる気分。まだ主人公になじめないが、脇キャラはいいな。
読了日:09月24日 著者:高殿 円,きなこひろ
神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト (GA文庫)神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト (GA文庫)
メイド設定と日本刀が浮いてるような?お嬢様、いいキャラだ。
読了日:09月23日 著者:高殿 円
神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック GA文庫神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック GA文庫
まさか、マナガの存在感を食うほどの大物キャラが登場するとは!すごいよ山吹男。
読了日:09月22日 著者:大迫 純一
神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる (GA文庫)神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる (GA文庫)
白は読んでみようと思うが、青は…。
読了日:09月21日 著者:榊 一郎,大迫 純一,BUNBUN,兎塚 エイジ
神曲奏界ポリフォニカ プレイヤー・ブラック (GA文庫)神曲奏界ポリフォニカ プレイヤー・ブラック (GA文庫)
「休暇…」な二人にとにかく和んだ。
読了日:09月20日 著者:大迫 純一
神曲奏界ポリフォニカ サイレント・ブラック (GA文庫)神曲奏界ポリフォニカ サイレント・ブラック (GA文庫)
唄は神曲にならない?のか?残念。マナガさん、強力な精霊設定浮上
読了日:09月19日 著者:大迫 純一
神曲奏界ポリフォニカ インスペクター・ブラック (GA文庫)神曲奏界ポリフォニカ インスペクター・ブラック (GA文庫)
倒叙形式も展開もgood!なによりキャラがいいな。
読了日:09月18日 著者:大迫 純一
かもめ食堂 (幻冬舎文庫 む 2-12)かもめ食堂 (幻冬舎文庫 む 2-12)
私小説風?と一読して思い、再読したら。かもめ食堂のイメージがしっかり脳内に出来上がってしまった。なんか、すごい。
読了日:09月17日 著者:群 ようこ
氷の華 (幻冬舎文庫 あ 31-1)氷の華 (幻冬舎文庫 あ 31-1)
行動力も推理力も卓越しているのに、自分の欲望のためにしか使わないんだこの犯人。だから面白い展開になるんだろうけど。
読了日:09月13日 著者:天野 節子
狼と香辛料 9 (9) (電撃文庫 は 8-9)狼と香辛料 9 (9) (電撃文庫 は 8-9)
いかに利益をもぎ取るか。今回も熱い戦いだった。成長著しいコルだけど、ロレンスも頑張ってるよ。
読了日:09月11日 著者:支倉 凍砂
狼と香辛料 8 (8) (電撃文庫 は 8-8)狼と香辛料 8 (8) (電撃文庫 は 8-8)
まさに、前門の虎後門の狼状態。どうするロレンス?! さあ、続きを読もう。
読了日:09月10日 著者:支倉 凍砂
のぼうの城のぼうの城
時代劇ライトノベルって、私ははじめて読んだ。これからはこういう作品、ふえるのかな。
読了日:09月04日 著者:和田 竜
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫 の 2-6-8)“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫 の 2-6-8)
琴吹ちゃんでは駄目だろうと思っていたけど…予想が当たってこんなに嬉しくないのは久しぶり。遠子先輩の乙女心にはぐっと来たんだけど、う~ん(悩
読了日:09月01日 著者:野村 美月


本当に「ヒトコト感想」なんだけど、後で見ると結構便利。
特にシリーズモノは、あとで「この巻はどんな話だっけ?」ということがよくあるので。
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ラノベとリプレイ [読書感想]

最近、読書メーターしか更新していない…というか。
アレに一言感想書いたら安心しちゃって。駄目じゃん自分。

というわけで。
読書メーターを見るとまる分かりなのだが、時々怒涛のラノベ祭りをやっている。
一気読みは、ほぼ間違いなく借り物。
自分で発掘しなくても「読んでみる?」とお勧めが届くようになった。
私の本棚を図書館代わりにしていたお子様たちから。
うれしいなぁ。ありがたいなぁ。
長生きはするもんだ。

とにかく。今読んでいるのは「ポリフォニカ」というシリーズ。
絶賛シェアードワールド展開中で、複数の作家さんが別のキャラクターで作品を書いておられる。
世界観の基幹ともうべき「赤」は、あまりにもラノベで読みづらく挫折。
次に手をつけた「黒」が、大当たりドンぴしゃりだった。
心優しきおじさん、大好きですよ。カッコいいおいちゃん、大好きですよ。
けなげな娘さんはもう、言うに及ばず。

そして。
小説から派生したTRPG、リプレイも貸してもらった。
同時にSW2のリプレイ「たのだん」も読む。
夕べ感想を聞かれたので、こう答えた。
「ポリは『TRPGっっ!』って感じ。たのだんは『TRPGぃぃ?』って感じ」
「なるほど(納得の表情)」

いやいやいや。
自分で言っておいてアレですが、納得されるとは思わなかった。
日本語になってないよねこの説明?!
…たのだんはね。途中でフォーチュンクエスト読んでる気分になったので。
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掲載誌が違っていれば [読書感想]

秋色ブックカバーブックカバーも衣替え。紅葉饅頭の本家(?)のお店のもの。
美味しゅうございました(礼

気に入って、連載を追っていたマンガが最終回になってしまった。
最終回を「迎えた」のではない。「なって」しまったのだ。
週間ジャンプのこの仕打ち、今に始まった事ではないのだけど。

作品名は「ダブルアーツ」。
設定のキモは「主人公と手を繋いでいないと、ヒロイン死ぬ」ということ。
この状態では、日常生活さえスリリングなのに。
ジャンプらしく巨悪が二人を付けねらうので、その状態で戦ったり旅をしたりしないといけない。
…大変だ。

私はこういう「極限設定」が大好物。タイムリミットがあるとか密室とか脱出とか。
なので、前述の設定だけで「いいじゃんこれ」と注目するのに十分だった。
さらに。
この設定なら、いくらでもエロに持っていけるのにその気配が無い。
これも嬉しかった。ラブコメメインになると、私はかなりつらい。
そうそう、ヒロインが普通の娘なのもポイントアップの理由のひとつだった。
どうしても地味になるから、少年漫画ではこういうヒロインは珍しい。
そのぶん、主人公の幼馴染少女が十分以上に濃い。
容姿・性格、持ってる武器まで「作者長年暖めたキャラなんだろう」感があふれている。
熱しやすく冷めやすい(=惚れっぽく飽きやすい)、生まれついてのバトル少女。
(一巻での「その瞬間は好きなんだ!」という科白に、その辺の性格がよく出ている)
一番の「愛すべき脇キャラ」が主人公の両親なんだけど。
わりと同意見多数みたいで、嬉しい。

世界観設定に甘いところがあるけど、そんなこんなで私は応援していた。
「こんな地味で、ジャンプで生き残っていけるのかな」と心配では、あった。
設定が壮大な割に、展開に迷っている感もあった。
個人的にはバトル展開好きじゃないので、地味でよかったんだけど。
タイトルの意味が作中で明かされて、これからだったのに…「彼の話はここで一旦終わりとなります」。だって。

せめてガンガン系雑誌だったら、もっと続けられたのかな?と残念に思う次第です。

これ読み返してみたんだけど…何目当てでジャンプ読んでるんだ自分、って感想ですね。

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はりーぽったー最終巻 [読書感想]

ついにラスト。感無量です。

5,6巻あたりで「え?あれ?」と惑わされていたネタが、ちゃんと解決してよかった。
話の根幹にかかわることなので、なおざりにはされないだろうと思ってたけど。それでもよかったと言いたい。
さあ、伏線拾いながら再読祭りだ!

感想ブログを拾い読みすると、「死者多すぎ!」的な意見が結構見られた。
原作者さんが自分で宣言していたから私も覚悟はしていた。でも、銀英伝ファンから見るとむしろ少なくてほっとしたというか。
児童書としては掟破りなのかもしれないけどね。
あと。
七巻の間に登場人物がふえ、初期からいる人は置き去りかなと心配していた。
でも、意外なほどの活躍を見せてくれたりここ一番で読者の期待する行動を取ってくれたりなど、見せ場がちゃんとあった!
ローリング先生ありがとう。

色々白状したり語ったりしたいんだけど、さすがにどうしてもネタばれしてしまう。
(実はさっきから書いては消しの繰り返し)
畳んでも反転しても、うっかり見てしまう可能性はあるみたいだし。
夏休み明けたら語らせてもらおうかな。その頃には再読できてるだろうし。

そうそう。掲示板にも書いたけどこちらにも。
拍手を修正したら、ぽつぽつ押して言ってくださる方がいらっしゃって嬉しいです。
もうずっと更新できてないサイトなのに。ありがたいです(礼
うっかりスレイヤーズはじめても「夏だからね」と生暖かくスルーしてください。

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)


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屍鬼フジリュー版 [読書感想]

ショッカーマニア1基礎体力強化と連帯強化に余念が無い戦闘員の皆様。頑張れ。

楽しみにしていた屍鬼コミックが、1・2巻一気に発売になった。
できれば一気読みしたいところだったので、とても嬉しい。頑張ったフジリュー先生に感謝。
屍鬼は映像化が難しいだろう…と、言われていた。私もそう思っていた。
もしありうるとしたら漫画化かな?でも、こんな異常に登場人物の多い作品書ける人いるのかなぁ?
小野さんの作品は既にいくつも漫画になっているが、さすがに、屍鬼は難易度高すぎるか。
と思っていたので、フジリューさんで連載開始と聞いたときには狂喜乱舞した。

フジリューさんのファン、というのはあるのだが。
たとえば、ジャンプ系だとホラーの描けそうな作家さんは他にもいらっしゃる。
小畑さんとかとがしさんとか。でも、失礼ながらこの方たちだったら、私は読んでない可能性が高い。
(お二人が嫌いなわけではない。イメージに合うか否かは個人の好みとしか言いようが無いから。
私にとって藤崎氏は「イケてる感じ」で、お二方だと「ちょっと?」と感じるだけだ)

屍鬼は、分厚い文庫本5巻という長編。
小説は一気読みできるから、日常が非日常に入れ替わっていく感じがよくわかっていいのだけど。
(文庫版は1,2巻と3~5巻が別に出たので、生殺し期間がつらかったが)
これ一巻冒頭から律儀に漫画にしたら、おそらく2,3話くらいで読者は離れる。
それくらい、原作はスロースタート。

フジリューさんはストーリー構成が抜群にうまい。
だからきっと、楽しく読ませてくれるだろうと期待していた。
その期待は、裏切られなかった。

あとは。
屍鬼の連載が終わる前にJSQが休刊にならないよう、祈るだけかな。
↑買えよ


屍鬼 1 (1) (ジャンプコミックス)


屍鬼 2 (2) (ジャンプコミックス)


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