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とっても不幸な幸運 [読書感想]

好きな作家さん数あるが、畠山恵さんは見かけると即買いしてしまう方。
今月、江戸モノの新刊が出た。ついでにアマゾンで検索かけて、未読の新刊を購入した。
それがタイトルの「とっても不幸な幸運」。

さまざまな常連が集まる妙な酒場を舞台にした、連作短編ミステリー風味。
「とっても不幸な幸運」が、テーマ。各話の導入に使われている小道具が、畠中さんらしいなと。
私の大好きな北森鴻さんの「かなり屋」シリーズに似ているが、雰囲気が明るく、全体的に「若い」感じがする。
(実際、平均年齢若いと思うけど)

飲み屋さんというものに縁がない人生を送ってきた。
若いときは「飲む=友達と騒ぐ」だったので居酒屋やカラオケで十分だったし。
酒自体が好きなので、飲みたいときは酒屋で仕入れて自宅で飲んでいた。
しかし、最近気持ちの落ち着く行きつけの飲み屋があったらいいな…と思うようになって。

かなり屋はいいよなぁ…。

ふと、他の作家さんが「飲み屋のマスターが主人公の短編連作ミステリー」を書いたらどうなるかな?と考えた。
宮部さんなら「昼行灯的ぱっとしない中年」。
恩田さんなら「寡黙で怜悧な、一見年齢不詳の美形」。
小野さんだったら…「短編と思ったらどんどん話が不気味に広がるホラーミステリー」。
屍鬼の静信さんが主役希望。
んでもちろん、寡作。

昨日「読書メーカー」というものを設置した。
ところが、その後日記を書こうとしたらなぜかマイブログに入れない。
私だけではなかったらしいが、何があったのだろう。

読書メーカー、毎日一冊ずつ更新してゆく予定。
続けたい(決意
タグ:畠山恵
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コメント 2

かよぼ

か……寡作は……いやぁ……(涙)
by かよぼ (2008-05-31 06:48) 

kon

いや、あの方にはまず十二国記を書いて欲しいと!
他の作品も好きだけど、まず十二国(略
by kon (2008-06-04 19:12) 

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